小児歯科診療

子供の歯について

目もと、口もと

子供の歯について

  人の第一印象は、目と口元が大きく影響すると言います。歯並びが悪いと虫歯や歯周病の原因となるだけではなく、表情や顔の形にも影響を及ぼす上に、骨格の歪みが肩こりや頭痛を引き起こすこともあります。また口元にコンプレックスを感じてしまうと、表情や言葉の発音が乏しくなってしまうことも少なくありません。将来のためにも、子供のころからきっちりと口のケアをしていく必要があります。ホームケアはもちろんのことですが、歯科医院での定期健診、予防管理をしっかりと行うことが大切です。

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歯の発育に合わせたむし歯予防

0〜2歳(乳歯萌出前期)

  • 哺乳瓶にショ糖を含んだ飲料やPH値の低いイオン飲料などを入れない
  • 保護者による仕上げ歯磨きが必須。また、フッ化物配合歯磨剤を使用する。
  • 2〜3歳(乳歯列完成期前)

  • 歯磨きと洗口の習慣形成と、フッ化物配合歯磨剤の使用。
  • 間食の取り方にも、サタデー・スイーツ(土曜日にしか甘いものを食べない等)等の習慣を使って工夫する。
  • むし歯のリスクをよく理解した上で、フッ化物やシーラント等の予防手段を考える。
  • 3〜6歳(乳歯列完成後期)

  • フッ化物塗布は年に4回程度、永久歯の萌出閑静まで継続することが望ましい
  • 4歳からフッ化洗口(14歳まで続ける)
  • 定期健診を受ける
  • 歯の発育に合わせたむし歯予防

    6〜9歳(永久歯列萌出前期)

  • ターゲット歯のブラッシング法の指導
  • 学校または家庭でのフッ化物洗口
  • 萌出直後のシーラントの応用
  • 9〜12歳(永久歯列萌出中期)

  • デンタルフロスの使用
  • ブラッシング法とブラッシング圧の指導
  • 科学的な健康教育―歯垢の知識や感触などの接触行動
  • 12〜16歳(永久歯列完成期)

  • 市販の洗口液使用
  • 歯垢、歯石についての知識と歯周病に関する健康教育
  • 16〜20歳(完成後期)

  • 日常の健康行動を虫歯や歯周病の予防のためと位置付けを強制するよりも、エチケット(マナー)の問題として理解させる→清潔志向に訴える
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    フッ化物とシーラント

    フッ化物とシーラント

    一般的な予防法

      虫歯を予防するために、歯ブラシやデンタルフロスを使用することはとても大切ですが、これらだけで完璧に予防することは難しいでしょう。そこで、予防に非常に効果的なモノが、「フッ化物」です。フッ化物を使用すると歯の表面が強くなり、虫歯になるのを防ぐことができます。具体的に何をするかというと、フッ化物の配合されている歯磨き粉やうがい薬を使う、定期健診で歯科医院にフッ化物を塗布してもらうという方法があります。これらを組み合わせて続けることによって、より磐石に健康な歯が保たれます。
      フッ化物以外にも、シーラントという予防法があります。これは、虫歯になりやすい歯の溝部分を、シーラントというもので埋めてしまうことによって虫歯を防ぐという方法です。

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    乳歯について

    乳歯の知識

    乳歯について

      子供は虫歯になりやすいと言われていますが、それにはいくつかの原因が存在します。まずは、一人で上手く歯磨きができていないために、磨き残し部分から蝕まれてしまうということです。これを防ぐためには保護者の手が入る必要があります。さらに乳歯は永久歯に比べ、エナメル質や象牙質(歯の成分)が半分程度しか存在していなく、外的要因に弱い存在であります。
      乳歯は一度虫歯になると、一気に進行してしまうケースがよくあります。歯科医院にいって虫歯を発見したころには、虫歯が神経まで達してしまっていることがほとんどです。そのため早期発見を心がけるために、歯磨きの最後には保護者の方が仕上げ、それもただ磨くのではなく、表面に黒いシミが無いか、歯の溝が黄色くなってないかなどをよく観察しながら行う必要があります。

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    よい食生活でよい歯が育つ

    歯は好ましい食生活で守るのが基本です。とくに、甘いもののとり方に気をつける必要があります。そのためにも、三度の食事をきちんととることが大切です。もし、虫歯や治した歯があっても、今から実行すれば、新たな虫歯を防ぐことが出来ます。正しい食生活でよい歯を育てましょう。

    よい食生活でよい歯が育つ

    乳歯に虫歯ができてしまいました。

    よい食生活でよい歯が育つ

    甘いものを控え、何でも好き嫌いなく食べる食生活に変えて3年、虫歯の進行をこの程度に食い止めることができました。

    よい食生活でよい歯が育つ

    永久歯です。この頃には、良い食生活がすっかり身についてしまいました。

    大切な六歳臼歯

    5〜6歳になると口の中の一番奥に、生涯を通してとても大事な六歳臼歯がはえてきます。はえたての歯は虫歯になりやすいので甘いものの摂り方に気をつけましょう。

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